ログハウスの材

ログハウスはいうまでもありませんがすべて木で出来ている建物です。そのため何の木材を使うのか、ヒノキなのかスギなかといった素材選びはかなり重要な選択になってきます。ログハウス造りには、どんな木を使っても良いというわけではなく木によってそれぞれ特徴があるのです。ここではこの素材から見たログハウスの特徴と、どのように素材を選ぶのが良いのかをご紹介していきます。

ログハウス素材の基本

木の種類は大きく分けて、針葉樹と広葉樹に分かれます。そしてログハウスに適しているのはスギなどの針葉樹ということになります。理由としては広葉樹に比べて針葉樹の方が柔らかいため加工がしやすいことと、木を見ると分かるように幹がすっとまっすぐに伸びているからです。曲がっていては積み上げたときに隙間が出来てしまいますよね。そして木の先端の細い部分と、地面側の大きい方の大きさの差をテーパーといいその値が小さければ小さいだけ、幹が斜めになりにくいため、幹の部分を積み上げて造るログハウスには適した素材ということになります。


輸入材

ログハウスは元々ヨーロッパに代表される欧米の建築ですので素材もその時から取り寄せたものが一番合うという考え方もあるでしょう。見た目もやはり輸入材で造った方がより私たちの考えるログハウスのイメージに近づくことができますし、重厚感もます感があります。国産のログ材は渋い味があってそれはそれで良いのですが好みによっては、やはり欧米風のがっちりとしたログハウスを建てたいという方も多いのではないでしょうか。輸入材にも様々な種類がありますので代表的なものを紹介していきたいと思います。

 

パイン材

パイン材は北米や北欧などの寒い地域に見られるマツ科の植物で、材質がとて柔らかく乾燥も速いため、ログハウスにはもってこいの素材です。価格も手ごろなのでマシンカットログハウスに多く利用さています。

 

ダグラスファー

北米が産地のマツ科の植物です。日本ではアメリカの松という意味を込めてベイマツと呼ばれています。

 

ウェスタンレッドシーダー

北米、ニュージーランドに見られるヒノキ科の植物。この植物の特徴は独特の香りがあることで、そのログハウスにするととても綺麗な赤っぽい色と相まってログ材としてとても人気のある植物です。加工性も高く、さらに耐久性に優れているためログハウスの素材としても最適な特徴を合わせ持っています。値段が高額になるのが欠点といえば欠点です。

国産材

国産のログ材はを使ったログハウスはやはり日本の風土に溶け込みます。輸入材ほどの派手さはないのですが日本の四季や、森などにしっくり来るのは国産材を使ったログハウスでしょう。輸入材がハリウッドスターの様な華やかさを持っているとするならば、国産材の魅力は渥美清演じる寅さんのような心にしみいるような魅力があると言えるでしょう。国産のログ材の代表的なものを紹介していきます。

 

スギ

北は北海道から、南は鹿児島まで日本で生えていないのは沖縄だけというぐらい広く分布しているスギ科の植物です。花粉症の原因としても有名ですね。木の繊維がとても細かく綺麗で、さらに柔らかく加工し安いためログハウスの素材としてとても人気のある木といえます。値段も手頃のため手の出しやすい素材ですがテーパーが少し大きいため扱いづらい面もあります。

 

カラマツ

北海道から本州中部ぐらいまで分布しているマツ科の植物で、耐久性があり加工しやすいのが特徴です。ねじれが多い材質のため扱いづらいことと、テーパーがかなり大きいのが欠点です。

 

ヒノキ

日本の本州に広く分布している美しい断面が特徴のヒノキ科の植物です。独特の香りがあるためよくお風呂などにも使われていますね。ログハウスの素材としては最高級品でとても高額になります。

2017/1/23 更新